中国バブルは日本のバブルとは違うのか


中国の不動産バブルもはじけたもののまだ強い中国、昔の日本はバブルがはじけあっという間に真っ逆さまでしたが、中国も昔の日本のような道を踏んでしまうことはないのでしょうか。

独自の考えで検証してみました。私個人の先入観が多く含まれているのでご注意ください。

そもそも日本のバブルは…

日本のバブルは不動産から来たもの。そして簡単にいえばお金を突っ込めば突っ込んだ分増えたので銀行側もお金をじゃんじゃん貸し出していました。

そして日本政府が急激な引き締めを行うことで大暴落…というのが日本のバブルです。
そもそもバブルは必ずはじけるものなのですが、日本政府のバブルの抑え方は極端なものでして、まあその結果があのザマだったわけです。

それならバブルをほっとけばデフレにならなくて済んだのじゃないか?と考える方もいるでしょう。
もちろんそれもダメ。給料も上がりはしますが物価も急激に高騰します。そしてその期間が続きすぎるとまず他国から嫌がられます。
現にいまの中国マネーが日本の資産を食い荒らされていると危惧しているでしょう。
そして必ずバブルははじける。高ければ高いほど、落ちる高さも高くなります。

中国のバブルはどうなのか

不動産バブル

さて、中国のバブルはどうなのか。というのですが、中国も昔の日本と同じく不動産から来ています。
しかし、中国の不動産はすでに落ちていっていますよね。なのに日本のように大変なことにならなかったのはなぜなのでしょうか。

それはいくつか理由がありますが、まず人口が多いからある程度穴埋めが可能だということ。それでも空室率が高いのであまり笑い事になりませんよね。

その次に、裏金がメインで大きくなったバブルなため、地方債の額は上がったところで責任感がない。そして中国元の信用は一応高い方なので、まだ信頼されているということです。

 投資バブル

さて、今までは不動産バブルの話でした。しかし今の中国のバブルは若干違います。

今の中国のバブルは投資バブル。昔の中国は外国からやってきた企業が賃金の安さのために来たというもの。
アジアは加工輸出型の産業として有名ですよね。中国も外国から依頼がきて作った。というだけで技術のノウハウがそこまで必要ありませんでした。

しかし今の中国は違います。技術があるのです。

IT社会、そして機械を作る社会。中国は安価で高性能なスマートフォンを作ることができます。相変わらずデザインはパクリのままですが
そのため、中国の株は暴騰。そしてお金の臭いには敏感な中国人、お金がすごい勢いでぶっこまれていって株価は暴騰。そのため、100万ドル資産の世帯が急激に上がったとか。

中国はうまい具合にバブルの燃料をチェンジしていってるのです。

中国元の信頼

しかし、なぜ中国はこのようにうまい具合にバブルを維持させているのでしょうか。
日本のような極端な引き締めがないにしても。

それは通過の価値を重視しているからです。
そもそも不動産も投資の一種なので、国外から投資される資金もやはりかなりの額があります。
そのため経済を維持するために必要なのは、その国の通貨の価値を維持することです。

例えばこの前ロシアでウクライナ問題で騒がしいことになっていましたね。
ロシアは資源に偏った国。戦争云々の上に石油の先物価格が暴落すれば当然、ロシアの国力はそれに比例して弱くなっていきます。
そうなるとロシアがデフォルトを起こすのでは?と懸念が大きくなり、ロシアの通貨の価値が下がるのです。
つまり経済のベースは通貨の価値!というわけなのです。

その通貨の価値を持続させるための方法もなくはないのですが非常に難しく、時間もかかります。
そこで中国人はあることを考えたのです。

アジアインフラ投資銀行(AIIB)の存在

中国が主導で作ったアジアインフラ投資銀行の存在です。インフラは災害がない限りずっと残り続けるものですし、よっぽど下手なことをしない限り損することはないでしょう。

それをテーマにした銀行を中国が作ったのです。ここでポイントとなるのが、この銀行の通貨が中国元で行われるということ。

海外から出資を募ることで、中国元の資産を増やすことができる(需要が増えるので価値が上がる)
そして投資先はインフラなのですから、低リスクで行うことができるわけです。

そのため、これが中国バブルの緩衝材となるわけなのです。

二の舞いになることはないのか

今の中国にあって昔の日本にはないもの。それは通貨の価値を維持させるものですね。もちろん内部からやられたのでは関係ないかもしれないけど… 

私の考えとしてはまだしばらくこの状態になると思います。もしかしたらゆっくりと成長率が落ちて先進国の仲間入り。BRICsから脱退なんてパターンもあるかも?

※注意

当記事は投資への勧誘ではございません。また、この記事がすべて正しいということを保証するものではございません。
投資は自己責任でお願いします。

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