関係者に聞く!マイナンバーとは結局…

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マイナンバー制度が始まりましたが、前回記事を書いてて結局「マイナンバーってなんなんだ」ってなったのですが、このたびとある関係者の方からいろいろ聞けたのでご紹介。
前記事: マイナンバーのついて市役所に聞いてきた
そんなセキュリティだとか大事なことじゃないです。あくまで前記事の補足のようなもの。

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マイナンバーみたいなものは既に存在していた!

新しく始まる制度「マイナンバー」、実なこれに似たものが既にあったようで、その名も住民票コード
これも国民1人1人に配られるものなのですが欠点がかなり多かったようで、そもそも参加しない自治体があるだとか、制限が厳しすぎて税や銀行で使うことができないようです。
これも自治体によりますが、住民票を発行する際に住民票コードを記載してほしいと言えば記載してもらえるようです。逆に何も言わないと省略されます。

なぜマイナンバーは始まったのか

そもそも既にそれにあたりものが存在するなら、対応していない自治体に言えばいいだけなのじゃないかと思います。
これにも理由がありまして、用意はしていたものの全く使われないコード。つまりは負の遺産状態になっていたようで、それを切り捨てたい。忘れたいということだったのでしょう。
そもそも認知度の低いものをだいたい的に使うというのもあれなので、せっかくだから新しいコードを作ってしまおう!という魂胆だそうです。
つまりは住民票コードはなかったことにされたんですね。今でもこれは存在するため、私達には今のところ2つのコードが割り振られていることになります。

住基カードとはなんだったのか

それで気になるのが住基カード。住民票コードすら載ってないじゃないか!って思いますよね。
そもそも新しく作られるマイナンバーカードのほうは住基カードに変わるもので、逆に言えば住基カードに統一し、それを広めようとしてたこともあるそうです。
それに失敗したためマイナンバーカードというもの。結局は「なかったことに」ってことなんですね。

まとめ

まあ負の遺産がどうであれ、作ったものはしっかり普及させてほしいですよね。作って放置がもったいないといいますか…私達の税金で作るものなら適当にしてほしくないもんですよね。
だからって需要があれど自身が管理できないようなハイリスクなものを作ってほしくもないんですが