マイナンバーのついて市役所に聞いてきた

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10月1日からマイナンバー制度、本名:国民総背番号制度が始まります。しかしまだ本格始動とはいかなくて、段階的に様々なことが開始されていきます。
若干先行きが不安なところがありますが、このマイナンバーについて松山市役所の住民課の方に幾つか質問したのでまとめておこうと思います。
内容はあくまで松山市役所の場合です。市役所によって対応が変わる場合もありますので、詳しいことはお住まいの管轄市役所にお問い合わせください。多分対応は住民課でしてもらえると思います。

番号自体は10/1から割り振られる

このマイナンバー、番号自体は2015年10月1日から割り振られるようで、その時点から自分に番号が与えられるようです。
この番号はマイナンバー通知カードで通知されますが、住民票で「マイナンバーの記載をお願いします。」といえば今の時点から知ることができます。
どちらにしても番号ははがきやら手紙やらについてくるマイナンバー通知カードから知ることができるので急ぐ必要はないと思います。

マイナンバー記載の住民票は取得が厳しい

住民票ばかりは怖いので写真は載せません。
追記みたいなものですが、マイナンバー記載の住民票は普通の住民票と比べ、取得が微妙に難しくなっているそうです。大事なことで繰り返し言います。微妙に厳しいです。
と言うものの、松山市役所の場合、住民票の取得は顔写真付きのもの+αでいいのですが、こちらの方は質問されます。
その質問内容が「家族や親戚の名前を2人教えて下さい。」程度です。セキュリティになってないですよね。
不正に取得され…と言うのはないと思いますが、普通の住民票取れば答えがわかるじゃないか!と。

マイナンバー通知カードについて

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このカードは厚紙でできているそうで耐久性はないと考えてもいいと思います。あくまで番号を知るだけ、にしてもヘタったら見れなくなるのでは。本当に番号を通知するだけなんですね…
さて、見て聞いていただいたらわかると思いますが、顔写真はついていませんし、このカード自体はICカードではありません。
いっときこれが本人確認書類になるのではと噂になりましたが絶対にありません。本人確認書類をこんな適当にはしませんからね。そのことについては次項に詳しく書きます。

マイナンバーカードについて

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ICカードが内蔵されているタイプのカードはまた別のタイミングで、マイナンバー通知カードとの引き換えで発行されます。
通知カードと一緒にハガキがついてくるそうで、そちらから申し込みするそうですが、一応本人確認を取るということで市役所のほうで直接手渡しといった感じにするそうです。
また、こちらの方は住基カードと違って必ず顔写真付きとなるそうで、公的身分証明書としては威力を発揮してくれそうです。といっても住基カードと同じようなものと考えれば、身分証としてあまり信用されないものなのかもしれませんが…
また、こちらのカードに電子証明書の登録をすることもできますので、確定申告をネット経由から行うこともできます。
これも住基カードと同じく、3年間の有効期限付きで500円(非課税)となるそうです。役所に行く面倒さを考えれば本当馬鹿らしい話ですね。

元の住基カードはどうなるのか

これからは新しくマイナンバーカードが住基カードの役割となるそうです。記載されている内容も住基カードにマイナンバーがくっついただけのようなものですね
なお住基カードは段階的にどんどん停止していくそうです。有効期限自体は10年間あるので完全に絶滅するのはまだ先ですね。もともと物好きな人しか作らないようなカードでしたが…いやe-Tax利用者とかなら作ってるのかな。

これからのスケジュール

松山市の場合です。

10月~12月末

まずマイナンバーの通知カードの発送するのがこの期間です。どの地区に住んでいれば早く手に入るとかそういうのはわからないそうで。

1月~

マイナンバーカードのほうを申請した場合、1月から発行されていくそうです。お仕事遅いですね。進捗どうなってるんですか。

その他

マイナンバーのカードとかその辺りはこのような日程になっているでそう。
他の銀行とかは来年からになるのじゃないかなと思います。番号が知られるのは今年中らしいので、言い換えれば12月になってもまだ番号がわからない人もいますからね。
そのためにわざわざ住民票取りに行くわけにもいきませんから。