コトバの基本

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普段の生活の中には様々な言葉があります。思ったことがぱっと出てきていちいち文の構造とかは気にしないですよね。慣れていない英語とかならともかく。
その言葉について考えてみる。それも面倒な言語学的な方向に
当記事の言語学は私が勉強しているロシア語と重ねて解説しています。と言っても日本語や英語にもそれに当たるものはありますので、大きく間違った点はないかと思います。

文の基本

主語と述語

まず文といえば主語と述語がありますね。誰が何をしたというもの。それに更に意味を付けるものが目的語とか修飾語というものですね。
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赤が主語、青が述語の部分です。まず文を立てるときには誰が何をしたのかっていうのが一番大事なことになります。
「私はペンを」だけでは一体ペンがどうしたのか気になりますよね。逆に「私は持っている」だけなら何を持っているかはわかりませんが、その人がどのような動作をしているかというのがわかります。
日本人は英語が苦手、なぜなら順序が日本語と違うから。というものをよく聞きますが、結局何を表したいのかっていうのはある程度決まっているのです。問題は慣れていないというただそれだけの問題なんですよね

主格と対格

さてここから言語学的な考えになります。
英語のように順序が厳しく決まっているものは、それがどのような働きを持っているかはあまり気にする必要はないと思います。
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これを「a pen have I」では意味が伝わりません。伝わったとしても何か誤解を生みそうです。
しかし日本語というのはすごいもので、順序が入れ替わっても意味が伝わります。ロシア語とかでも日本語と似ている部分があり、順序が違っていても意味が伝わらせることができます。
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ちなみに赤線が主格(主語となる部分)、青線が動詞、緑線が対格(目的語)です。
 

品詞に役割を

名詞の格

さて、先ほど言った主格と対格といいました。これを格というのですが、他にも生格や与格、造格や(ロシア語の場合)前置格というものがあります。他にもラテン語には呼格とかもありますね。
前置格は日本語にはないですが、このような格は日本語にもあります。それも様々な種類の格があるんですね、(日本語学習者にとって)厄介ですね。
さて、文章を分解して考えてみましょう。
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一気にカラフルになりましたね。これを順番に説明すると、誰が誰にどうやって何をどうしたとなります。
それでは順番を入れ替えてみましょう。
私はパソコンを使い彼にメールを送りました
全然問題なく意味が伝わりますね。
ところでここからはロシア語の名詞と日本語の名詞についてなのですが、興味なければ読み飛ばしてください。
格があると先ほぼ言いましたがちょっと違いますね。考え方は似たようなものなのですが。
格というのは変化するもので、その名詞自体の形が変わります。ですが日本語は変わりませんよね。
これは日本語学習者にとっての考え方になると思うのですが、ちょっとロシア語の格を、日本語と英語とロシア語で比べてみます。

主格 生格 与格 対格 造格 前置格
日本語 私は
私が
私の 私へ
私に
私を 私によって
英語 I me
my
to me me by me
ロシア語 Я меня мне меня мной мне

ロシア語はすべて特殊変化なのでちょっと参考になりづらいですが…英語もこれは特殊変化なんじゃないか。
日本語の名詞というのは「の」とか「に」とか、助動詞をつければ意味が付加できます。ということは日本語を分析するときは名詞の後ろについたひらがな1文字に集中しないといけないのかな。便利っちゃ便利ですが。
その点英語とかロシア語ってはっきりと形が変わるのでわかりやすいですね。

動詞の格

日本語の動詞の格というのはちょっと厄介なところがあります。
古典とかしている方ならなおさら知っていると思いますが、未然形、連用形、終止形、連体形、已然形、命令形など、そのような形がありますね。
それぞれを表に書きだしてみますとこのようになります。
「読む」の変化:

原型 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
読む 読ま
読も
読み 読む 読む 読め 読め

さて、この「読む」の変化は五段活用という基本的な変化で、他にも上一段、下一段など変化の仕方に違いが出てくるんですね。これが非常に厄介!
そもそも私達日本人が日本語を使っていく上では全然気にしない問題ですね。外国人などの日本語学習者はこれを覚えていく必要がありわけです。
…さて、日本語の面倒な部分を紹介していきましたが、こんなに形があって厄介!と思うかもしれませんが、これさえ覚えれば否定とか命令だとかもできるんですよね。
例えば、先ほどの読むの未然形「読ま」、これに「ない」をつければ「読まない」これで否定形ができました。
命令形は…そのままですね。読むの命令形「読め」がそのまま命令になります。
ちなみに英語の場合は原型、-s(三人称単数系)、進行形、過去形、過去分詞ぐらいしかないですね。動詞を名詞化させたければ-ing系を使えばいいだけです。動詞を形容詞化させたければ関係代名詞か過去分詞を使えばいい。とってもシンプル!
なおロシア語は…もう小ネタの領域になりますが(興味がなければ飛ばしてください)、進行形は6変化、過去形は4変化、副詞化、形容詞は現在形で性別・格がそれぞれ変化して合計24変化、形容詞の過去形も同じ24変化、それか能動か被動かでそれがさらに2倍になります。ロシア語には完了形(英語でいうhave+過去分詞)という形もあります。それも同じ感じで変化しますが形が違うので、先ほどの変化がまるまる2倍になります。
合計200変化ぐらい超えるのかな。もうネタですね。なれたらあっという間に覚えます、パターンがあるので。

形容詞の変化

形容詞はシンプルです。英語の場合変化すらしませんし、日本語は…残念ながらまた変化があります。
ロシア語は24変化しますのでここでは割愛。
ここでは一例としてーダ系を紹介します。

未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
-だっ
-だろ -で -だ -な -なら
-に

形容詞の場合、丁寧語になると又別の変化になります。面白いですね。

結局…

普段話す上ではこんなこと意識する必要はないんですよね。
更にこの記事、英語しか学習しない人には全然参考にならないと思います。どちらというとロシア語とかラテン語とかその辺りでしょうか。