VIX短期先物ETFとは?連動先について

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ここ最近、暇な時間ができたのでYahoo!の株式掲示板textreamで色々見てたら…なんだこれと言いたくなるぐらい酷い現状
VIX短期先物ETFといえば1552とか2030とかありますがはっきり理解できている人は少ないのではないでしょうか。
そろそろまともな知識をつけていただきたいのでまとめて書いておきます。

そもそもVIXとは?


VIX<VIX.I>とは別名「恐怖指数」と呼ばれているもの。具体的には違うのですがチャートとか見るときにあるRSIとかストキャスティクスみたいなボラバリティのことですね。実際には先物やオプションと合わせて算出されています。
あと、VIX自体のもともとの連動先はS&P 500です。そして恐怖指数とあるのでわかると思いますが、基本的に下がれば上がる指数となっています。あくまでの基本的に、なので完全にそのように動くわけではありません。
例えば結果的にS&p500指数が上がった所で、謎の上がり方をすればVIX指数も上がることがあるわけです。謎の上がり方ってのは基本的に無い。つまりだいたい下がれば上がるというわけです。

あくまで連動先はVIX 短期先物


さて、先ほどVIX指数の話をしたのですが、ETFとしてあるのはVIX 短期先物<SPVXVHST.I>の方です。「VIXと連動してないじゃないか!」という人がいましたが理由はこういうことです。
この短期先物指数も結局はボラバリティを元に動くものでして…この部分も私にはよくわからないのですが、つまりは短期的にみた人々の感情というものではないかと思います。;;
しかし、見ていただければわかると思うのですが、日本にあるETFとこのVIX短期先物指数。これもやはり一致していないのですね。
ここで参考になるのがNYSE(ニューヨーク証券取引所)にあるETN、「iPath S&P 500 VIX ST Futures ETN (VXX) <VXX.N>」というもの。こちらはほとんど正しく参考になるでしょう。

 

まとめ

さて、私が言いたいのはですね。ETFはS&P 500に連動しているわけではないです。更に言うとVIXにも一応程度にしか参考になりません。
もし、今ETFを買いたいと思うのならNYSEにあるVXXが一番参考になりそうです。
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