(名詞を)男を女にするロシア語

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Привет. ロシア語の名詞には男性と女性、中性と分かれているのはご存知だと思います。
中には基本的に男性名詞だけど女性を表したいというケースがあります。そのための方法がういくつか存在するので今回はそのご紹介

1. -каを付ける

最もメジャーな方法なんじゃないでしょうか。
例えば 学生«студент»の女性名詞は女子学生«студентка»とかですね。
よく使われる手段で簡単な方法。ただこちらの女性名詞は一部、出没母音が存在する場合があるので注意しましょう。

2. -ницаを付ける

こちらも-каほどではないですがよく登場します。-каか-ницаかは暗記しておくしかないと思います。
教員«уххитель» 女子教員«учительница»
ついでにロシア語初級に出てくるものすごい長い名詞、女教師«преподавательница»、こちらは教員ではなく教師、まあ対して差はないと思います。こちらも-ница系ですね

3. женщина-をつける

こちらは割りと特殊な例だと思います。あと見かけたことがあるだけではっきりと確認していません。ご注意ください。
例えば宇宙飛行士«космонавт»、こちらの女性名詞は女子宇宙飛行士«космонавтка»なのですが、某教科書での表記で«женщина-космонавт»というものを見つけました。
もともと女性«женщина»はあくまで名詞であり、形容詞としての使い方はできません。そのためダッシュが付いているのでしょうが…
さて、これは他にも登場例があるらしく、例えばスポーツマン«спортемен»…からの(女性)スポーツマン«женщина-спортемен»ですね。
これもспортеменкаという表記も見かけたことはあるのですが、ロシア語辞典にはない…(?)
まあこの方な表記の仕方もあるので、その際にスムーズに読めるように覚えておいて損はないと思います。