Form002.02. コントロールの色を変更する

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コントロールの色を変更するにはBackColorプロパティで設定・取得します。

Color構造体について

コンピュータの世界では、色は三原色のRGB、つまり赤・緑・青で指定します。
といっても普通、この色はRが○○でGが○○でBが○○な色だ!なんていちいち意識しませんよね。
こんな時はWindows標準でついてるペイントツールを使うと便利です。
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ペイントを起動して[色の編集]を選択するとこんな画面が出てきます。
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ここで好きな色を作って、それぞれのパラメータを見ると好きな色のパラメータが分かります。

決められた色から選択する

ペイントツールを使えば好きな色のパラメータがわかる!と言いましたが、基本的な色を使う場合はこんな面倒な事する必要はありません。
安心してください、基本的な色は予め用意されています。
なお呼び出し方はこんな感じ

Color green = Color.Green;

カスタマイズした色を表示する

しかし、好きな色を設定したい時もあります。そんな時はColor.FromArgbメソッドを使います。
先ほど例にだした緑っぽい色(R: 11, G:236, B:79)を表示してみましょう。

Color customColor = Color.FromArgb(11, 236, 70);

このようにして取得します。

色を変更する

BackColorプロパティに、Color構造体を設定することで色を変更することができます。

button1.BackColor = Color.Green;

実際実行するとこんな感じに表示されます。
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色を取得する

想像の通りです。と言うかそのまんまです。

Color c = button1.BackColor;