ロシア語を習うのは難しいのか


日本ではロシアといえばあまりいい印象を持っている人が少ないと思いますが、ロシア語をいざ勉強しようとする人には何かしらの思い入れがあるはず。
今回の記事はロシア語の勉強を始めたいけど、そもそもロシア語ってどんな言語なの?という方向けの紹介記事です。

ロシア語は難しいの?

インターネットで色々調べてみると、ロシア語は他の言語と比べれば「難しめ」とだいたい出てきます。
ロシア語には面倒な規則が幾つかあり、英語のようにただなんとなく覚えるだけでは通じないこともしばしばあります。

しかしその規則も面倒なのは序盤のうちだけ。ある程度勉強してわかってくるとそのようなことは気にならなくなってきます。
ところでその面倒なこととは一体…?その点を詳しく紹介します。

ロシア語アルファベット(キリル文字)の読みがややこしい

russian-alphabet

これは英語、というよりヨーロッパなどの言語を習った人に共通するつまずくポイントです。つまり全員です。

どのようなことかというと、ロシア語のアルファベットは英語のアルファベットとは違い、キリル文字と呼ばれる文字を仕様します。
新しい文字を覚える、といえど英語に出てきた文字と似たような文字がたくさんあります。厳密には違うんですが…
そして似たような文字なはずなのに全然発音が違う!そのような点がつまずくポイントです。

つまりどういうことなのでしょうか。

例えば “Н”  という字、これはキリル文字で発音は n(エヌ) です。え、エイチじゃないの?
それに今度は “Х” という字、これは H です。

このように、普段慣れ親しんでいる英語とは違う発音をするため、これに慣れることが大事なのです。そしてこれが結構難しい。
しかしこれは慣れればどうってことない。1週間もあれば簡単に扱えるようになります。1ヶ月もすれば英語すらロシア語読みしてしまうぐらい慣れます。

アクセントの位置がすごい大事

英語ではアクセントが多少むちゃくちゃでも全然問題ありません。テストでアクセントの問題があっても結構間違える人がいると思います。
しかしそんな甘え、ロシア語の前では通用しません。

ロシア語ではアクセントが大事、どのように大事かというと、アクセントの位置を間違えると、根本的に発音が変わってくるのです。どういうことでしょうか。

例えば、ありがとうの意の спасибо(spasibo)、カッコ内はローマ字表記です。
ローマ字通り読めば「すぱしぼ」ですね。さて、ここからアクセントにより発音が2段階変わります。

1段階目、アクセントのある母音は伸ばす。つまりまず、「すぱしぼ」が「すぱしーぼ」になります。
2段階目、アクセントのない母音のОはАの音価に変わる。つまりオがアに変わるのです。つまり「すぱしーぼ」が「すぱしーば」に変わります。

つまりアクセントの位置を覚えていなければどのようになるのでしょうか。
オがアに変わる規則がわからないため、そもそも発音する音が間違えてしまいます。そして伸ばす音の位置もわからないため、ちゃんとした発音ができません。

しかもこのアクセント、間違えると別の意味になってしまう事があります。あらやだ厄介
それぞれの単語に必ずアクセントを覚えないと行けない厄介さがロシア語学習者を苦しめます。

格変化がともかく多い!

まず動詞には一人称・二人称・三人称、そしてそれぞれ単数と複数の合計6通りに変化します。
名詞は主格・生格・与格・対格・造格・前置格の6通りに変化します。そしてそれが男性名詞(中性名詞)・女性名詞・中性名詞の3通り、さらに変化の仕方がそれぞれ3通りぐらいに分かれます。これで54変化ぐらいかな

このように格変化がともかく多いです。

これも慣れれば書いたり発音したりするのは簡単なのですが、ロシア語を聞き取るときにどの格なのか気にしないといけないため、ものすごい大変です。

そもそも日本語だって格変化は多いんですよ。意識しないのでわからないですが。

発音が難しい

これも慣れですね。ロシア語には日本人にとって難しい発音がかなり多いです。

これについては結構色々あるので他サイトで調べてみてください。

巻き舌もありますし、舌を上顎につけて横から空気を出して発音する。とかよくわからない発音もあります。
聞き取るときもなかなか大変ですね。

例外が多い

先ほど紹介したアクセントや格変化はかなり例外が多いです。さらによく使う単語こそ例外が多いのが特徴です。
これがものすごい厄介なんですよね。

そもそも挨拶表現のこんにちは«здравствйте»も最初のвは発音しないとか、早速例外が出てきます。

覚えましょう。それしかないです。

ロシア語の簡単なところは?

今度はロシア語の簡単なところです。難しいところばっかではないんですよ

語順がバラバラでもどうにかなる

これは日本語と同じ点ですね。語順がバラバラになっていても、最低限しっかりしていれば意味は伝わります。
最低限の語順とは、前置格の後ろに前置格に結びつく品詞を置くとか、常識的なこと。

逆に英語では語順がバラバラだと意味不明になりますよね。動詞があって目的語がある。”I love you”って伝えようと思うのに”I you love”じゃよくわからなくなりますよね。
ロシア語ではそんなことありません。単語が逆になっていても格変化さえしっかりしていれば伝わります。

つまり頭に思いついた単語をそのままポンポンだしても伝わるのです。これは非常にありがたい

読みはそのまま発音する

英語って厄介ですよね。studentはなんで「すつでんとぅ」じゃなくて「すちゅーでんと」。
ロシア語ではこのような変わった読みが殆ど無く、基本はそのまま発音すればいいだけです。

ただアクセントの位置によって伸ばしたりオがアになったりと、一概に楽とは言えないんですけどね…

ロシア語の利点はなんのか

昔、まだソビエト連邦があった頃はロシア語ってまだずいぶん人気があったんですよね。
それも旧ソ連は理工学がかなり進んでいてロケット技術などなど、その辺りが結構発達していました。

旧ソ連がなくなった後、すっかりロシア語の人気は下火に…しかし今でも途上発展国として将来、需要が増えるかもしれないということで将来性が買われています。

さて、ロシア語の利点はなんなのでしょうか。

知的な感じがする

先ほど言ったように、ロシアといえば理工、実際に理工書でロシア語のものは結構多いです。

そもそも旧ソ連のイメージをそのまま持っている人はあまりいないかもしれませんが、結構知的な感じに見られるかもしれません。

将来性がある

ロシアは頑固な国です。どのような暴挙をしてもロシアの文化はしっかり守ります。もちろんロシア語という文学も。
BRICSにもロシアは含まれているため、将来の期待できる発展途上国として名高い国です。

将来、発展することを考えればいい言語なのでしょうか。タイの発展を期待してヒンディー語を勉強するようなものですね。

スラブ各国の言語が何となく分かる。

スラブ各国というのは旧ソ連だった国、例えばウクライナ、ベルラーシとかですね。
これらの言語にはいくつか共通点があります。だいたい同じ単語を使うだとか、似たような発音をするだとか、そのような利点があるため、ロシア語がわかっていればウクライナ語もだいたいわかるという利点があります。

これで一気に読める言語を増やすことができますね。

とりあえずさわりの部分だけでも

正直、外国語の勉強が簡単か難しいかは人、そして言語によって大きく変わります。正直私は英語は苦手です。ですがロシア語はなぜかスラスラ覚えることができました。外国語は苦手?もしかしたらロシア語はそんなことないかもしれないですよ

とりあえず要点だけをまとめた参考書を読んでみてください。それで自分に合ってるか判断しましょう。

私が使った参考書はこれ
ロシア語文法ハンドブック

50ページもない参考書です。けど内容はこの上なくぎっしりと濃いです。とりあえずこれ読んで合ってるか判断してみてください。合ってるようならもっと詳しく書いている参考書を読む。最初から何千円もする高い参考書を読むよりマシだと思います。

まとめ

脅し中心の記事になってしまったような気がしますが;; ロシア語には様々な可能性があってパズルみたいで面白い言語です。
実際、ただ某アニメキャラが好きだったからロシア語触ってみようと思って以来、2年後になった今でもロシア語の勉強を続けています。
私の場合、学校でやっているわけれはなく独学なのでペースは非常にゆっくりなんですけどね。

 

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