1GBps契約は無意味?回線は同じ可能性が高い

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最近の固定回線のプランといったら1GBpsをやたら推してくる。まあ値段が高いプランをオススメするのは当然な流れだと思うのだが、100MBpsプランと1GBpsプランはそう大差ない気がする。

そもそも100MBpsもいるのか

1GBpsプランと100MBpsプランの値段差は300円ぐらいがほとんどだと思う。しかしそもそも家庭利用の場合100MBpsのスピードが必要となる場面なんてまずそう多くない。
必要になる場面といえばOSイメージをダウンロードしたりする時だろうか。動画をダウンロードするケースは著作権法が厳しくなってから減ってきていると思う(実際はどうかは置いておいて)。また高速な回線が必要といえばファイル共有ソフトかな。これも(本来は)OSイメージをダウンロードする時ぐらいしか使わない。(それ以外の用途で使われるべきではないよね)
冷静に考えてみればそんな高速な回線が必要になることは逆になくなってしまっている。その状況で1GBps回線をオススメする理由。そりゃ値段が高いからしかないだろう

そもそも親回線は同じ可能性が高い

100MBps回線と1GBps回線は違うものなのだが、今の時代大体の場所は1GBpsに対応している。そんな1GBps対応エリアに新たに100MBpsの回線を引き込むだろうか。
私が思うに1GBpsに対応している地域は100MBpsプランを契約しても1GBps回線がベースに使われると思う。
実際に私は節約のために100MBpsプランを契約しているが、スピードは100MBpsの何倍もでている。
wan-speedtest
それに思ったのだが、モデムで光回線を家庭でも使えるLANに変換していると思うのだが、PPPoEとかでのログインはルーター側で行う。そこの部分で回線速度の制限を行なっているとも考えづらい。
技術的に可能なのかはわからないが、速度の制限も行なっていないのではないかと思う。

100MBpsプランはあくまでエリア対応していない客向け?

今でも100MBpsにしか対応していない地域はあるみたいだし、対応してようがしてまいが100MBpsプランは契約できるようになっている。
1GBpsエリアで100MBpsプランを契約してもそれ以上のスピードが出るなんて保証はできないが、運が良ければ安く早い回線が契約できるかもしれない