さて、先ほど「支払督促について」という記事を書きましたが、こちらでは実体験談を残しておこうと思います。
自分はこんな目に合わないと思っていた結果がこのザマ。人生わからないものですね。
プロローグ
某ネットの人(以下、「A氏」)が旅行中、私の家に泊めてほしいと行っていたのがことの初め。最初の時はある程度信用していましたし私は快くOK。
私自身いろいろな方に泊めてもらった事があるので泊めること自体も何も思っていなかったですし。
そこでA氏が旅行中にお金が残り少ない。旅行中で他にも行く所がある。と私に言ってきたのがトラブルのきっかけでした。
私は学生ですが日頃からお金に関することを副業としてしていたため、お金を人に貸すってことにもあまり抵抗がなかったんですよね。ちなみに私は経済・法学関係が(趣味として)大好きです。
人にお金を貸す
さて、ここでA氏が私の地元を離れる時に、このくらいあったら足りるだろうということで1万数千円を貸しました。
条件は帰った時に銀行振込で返してくれること。時に期限はありません。
相手が未成年ということはわかっていました。ちなみに私はA氏の年下です。
そして相手が帰ったことを確認した後、私はいつでもいいから適当なときに銀行振込で返してといいいました。
それから1ヶ月、未だに返ってこず。相手が忘れているんじゃないかと思い再度催促。それで相手はわかったということで銀行振込で返してくれるということになりました。
相手の銀行口座が使えない
A氏いわく、銀行口座が親かなんかに抑えられていて使えないとのこと。
もちろんここで引き下がる私ではありません。銀行振込が使えなくてお金を渡す方法、つまり「現金書留」でお金を送ってくれといいました。
相手に自分の名前と住所のみ教え、それから待つことに。
現金書留を送ったよ。…えっ?
さて、相手が郵便局に行ったということをFoursquareで確認し、それから追跡番号を教えてほしいと私は言いました。
そしてDMで教えられる追跡番号。早速、日本郵便のサイトで確認すると「お探しの番号は存在しません」とのこと。
送ったばっかりの時じゃ番号が更新されないこともあるので次の日に確認することに。
しかし次の日になっても番号は存在しないとのこと。
直接、郵便局に行き、追跡番号について調べてもらうことに。
しかし局員さんも結局追跡番号を調べるのは日本郵便のサイトかららしく、私が見たサイトと同じなんですよね。
当然、局員さんも番号が存在しないことになっているしそれ以上についてわからないと。仕方ないのでDMで再び追跡番号が正しいか確認してくれと言った所、これで正しいとA氏は何回も言うばかり。
1週間たっても現金書留の通知すら来ないため、送ったというのは嘘だなと思い、追い詰めることに。相手もあっさり実は送っていないと認めました。
簡易裁判所へレッツゴー!
騙されたと知っちゃ私は黙っていませんよ。早速学校帰りに簡易裁判所に行くことに。そこの方々はみんな優しかったです。
何も分からない私を一つ一つ教えてくれました。
A氏は未成年、そして私も未成年。未成年同士の裁判沙汰のトラブルって普通はないと思うんですけどね。
専用のページがありました。さすが法律の本、なんでも揃ってるな
裁判所の方曰く、未成年同士の場合、大人と違って話し合いで解決しやすいのでそちらでお願いしたいとのこと。
ただ万が一裁判沙汰になることも考えて「内容証明郵便」で送ると後々便利だよー。とのこと。
というわけで内容証明で送ってみました。
そういえばお金の貸し借りを口で行った場合、口頭契約という一種の契約になるらしいですね。
それは未成年だから、大人だからというのは関係ない。契約は契約であるということらしいです。いいこと聞いた
それから結局
別に私が不利になるようなことにならなければ何でもありなんですよ。という結論に。
それって割と事実みたいですね。
相手を脅してそこで解決させて後は関わらない。というパターンが大事みたいです。それには相手の名前は出さないこと。
相手の個人情報関係は一切ださないこと。話し合いは基本1:1だけで行うこと。第三者にはヒソヒソ話がバレちゃった程度に抑えれば、自分が不利になるようなことはないでしょう。あと相手に暴言は一切言わないこと。せめて皮肉ぐらいです。
結局ですね。人生に1度ぐらいなら経験してもいいかもしれないけど、この手のトラブルはあまり起こしたくないですね。
あと自分自身、このようなトラブルで加害者側にならないようにしないと。って当然か