アジア大会でインチョンの経済が危ないことに?

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今回のアジア大会は韓国の仁川で開催でしたが、スタジアムの保守点検、その他でかなり酷いことになっているみたいです。

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かかった費用

 
ワールドカップの時に建てられた総合競技場も使わずに新しく建てた結果がこれ。ひどい有様です。
(1₩=0.1015円で換算)

名目 収入(円) 支出(円)
スタジアム運営・保守 1748億4203万
運営費 490億4997万
政府支援 274億0789万
地方債発行 1271億2185万
(その利息) 505億4218万
チケット収入 25億3776万
放送中軽量 12億1812万

この費用を2029年までに払わなくてはならず、2239億円近い支払いが必要になってくるそうです。
大雑把に2.3兆ウォンの費用に1.2兆ウォンの債券を発行しないといけないことから仁川の経済力がわかると思います。
経済力は市としては大きいですが、それでも一気に返せる額ではないですからね…
政府の支援が274億円ほどしかない理由は、仁川は政府からそこまでいいように思われてないからということらしく、ピンチになってもほとんど救いの手は差し伸べてくれないと思います。

 経済効果

また、大会の収益は支出の10%にも満たない額だそうで、収入対支出で見ると更にひどい
支出3兆ウォンに対して収入は400億ウォン、1.3%ぐらいでしょうか。
チケットの値段を高くすればいいんじゃないかとも思ったのですが、そもそも現状の価格ですら座席はスカスカ、この時点で終わってたのかもしれませんね

仁川に残ったもの

まずは大量の負債。以前にも負債は残っていたようで住民にさらに負担がかかることに。
さらに今回の大会でタイやインド、モンゴルから避難される羽目に。
韓国に対する外国の反感感情が更につよくなりそうですね
出典: SLRCLUB, 디지털 사진가를 위한 커뮤니티