短期間で重要な点を押さえてITパスポートに合格しよう


今やどこの大学・どこの企業でも取得することが当たり前になっているITパスポート。コンピュータが苦手だ…という人でも最低限抑えるべきポイントをご紹介します。

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ITパスポートの概要

どのような出題かを意識して勉強することが何より大事です。ITパスポートは専門的な資格ですが、過去問から出題される比率が非常に高いことから、もしも過去問の問題と答えを完全に覚えてしまえば、もしかしたら知識がなくても合格できるかもしれません。

ITパスポートの出題範囲

まず出題範囲ですが、ストラテジ系(経営全般)・マネジメント系(IT管理)・テクノロジ系(IT技術)のそれぞれが均等の配点(それぞれ1,000点満点)で出題されます。

しかし、配点は同じでも出題数にばらつきがあり、それぞれ以下のようになっています。

配点 出題数 1問当たりの平均得点
ストラテジ系(経営全般) 1,000 35 28.9
マネジメント系(IT管理) 1,000 20 50
テクノロジ系(IT技術) 1,000 45 22.2

つまり、マネジメント系が1問当たりの配点率が高く、言い換えれば苦手だと落としやすい科目なので注意が必要です。

先程言いましたように、過去問からの出題が非常に多い資格です。ですが、ネジメント系(IT全般)とテクノロジ系(IT技術)は問題がそのまま出題される可能性が低いため、やはりある程度の知識は必要になってきます。

逆にストラテジ系(経営全般)は問題も答えもそのまんまなんてこともありますので、過去問を中心に解くことが大事です。

合格ライン

合格ラインは先程の各分野をそれぞれ300点を上回ること。

また、それに加え、合計得点を3で割った得点が600点を超えることです。

つまり、各分野の得点が3割を超え、合計得点が6割を超えれば合格です。

それぞれの分野の概要

分野名がよこもじだらけで難しそうに思いますが、中身はそんなことありません。深く考えると逆にミスしやすいのでリラックスして解いていくようにしましょう。

ストラテジ系(経営全般)

経営に関することが中心です。と言っても、簿記とかの計算はほとんど出ず、単語の意味を聞くのが中心となっています。

過去問からの出題が非常に多いため、過去問をひたすら解くようにしましょう。

過去5年の過去問を丸暗記すれば、合格最低ラインの3割は普通にいけます。

また、知らない単語が出てきても、なんとなくで答えればだいたい正解します。

一般常識が試されるところなので、落ち着いてときましょう。

マネジメント系(IT管理)

この範囲は、プログラム開発とかのプロジェクトの管理とかがメインになります。

単語の意味を答える質問や、簡単な計算式を使った問題が中心となります。

単語に関しては専門的な単語がメインとなるので、参考書を熟読することが大事となります。

個人的には過去問を解くより参考書を見るほうが大事な分野だと思います。

ただ、プロジェクト管理等で使う専用の図とかも出てきますので、参考書を使って勉強するようにしましょう。気合だけで合格する分野というわけではないと思います。

テクノロジ系(IT技術)

この分野は完全に専門的な分野です。なんとなくとか、一般常識でーとかでは合格することはできません。

基本的に、単語の意味を聞かれたり、実際に意味が理解できてるかの応用問題が出題されます。

また、表面上の意味だけでどうにかなるような問題ばかりではないので参考書の熟読が大事。

ただ、過去問を解いていればなんとなくでも意味がわかってくるようになります。

なので、配分は参考書3:7過去問ぐらいでやることをおすすめします。

あなたはどのタイプ?

それぞれのタイプによってどのような勉強法がいいかを分けてみました。

IT関係が苦手で簿記とかもよくわからない方

ITパスポートとは一番無縁な方だと思われます。

このタイプに当てはまる方はさっさと合格しようなんて横着はしないほうがいいです。合格率は比較的高い資格ですが、これはコテコテのIT関係者も会社に試験を受けさせられるなんて人がいるからこの数字になっているのです。

1問当たりの配点が高いマネジメント系(IT管理)を中心に勉強し、その次にテクノロジ系、あとは暇な時間にストラテジ系を勉強することをおすすめします。

簿記・経営とかはある程度わかっているがITはよくわからない方

この資格は経営等の内容が非常に多いです。内容は経営の単語の意味等を聞かれるのが中心ですが、たまに利益計算とかの計算問題も入ってきます。

まずはストラテジ系の範囲の過去問をやってみましょう。もし難しくてさっぱりなようなら、しっかり抑えること。自分の得意な範囲なのかどうかは過去問等の実際の問題を見てみないことにはわからないので、力量チェックも兼ねて過去問を先にしてみましょう。

まずはテクノロジ系の分野を参考書で押さえておきましょう。そこからストラテジ系→マネジメント系がいいかと思われます。

IT関係の学校の方

IT関係はある程度学校で勉強している。という方はテクノロジ系・マネジメント系を確実に抑えるようにしましょう。

まずは参考書で自分の知っている内容・知らない内容を理解し、知らないところを重点的にするのをおすすめします。

一番苦手な分野はストラテジ系かと思われます。まずは、ストラテジ系の過去問を中心に解いていき、試験の数日前からマネジメント系・テクノロジ系の過去問を解いていくようにしましょう。

おすすめ参考書

ITパスポートは資料が多く、ネット上の情報だけでも結構勉強できます。が、個人的には本で勉強することをおすすめします。

理由は、合格率高めの資格といえど、専門的な単語が多いので、ネットだけじゃ頭の中に入らないのが実情だからです。

まずはこの本。私が応用情報技術者試験でもお世話になった本です。とてもわかりやすい上に、できるだけ専門用語を噛み砕いて紹介しています。

ただ噛み砕きすぎてない(まどろっこしくない)ため、勉強効率が非常に高く、私の愛用です。

正直、過去問についてはどの本を買っても内容はほとんど同じです。それなら比較的安い部類の本でも全く問題ありません。
(言い換えればネットで過去問を解いても問題はないんですけどね。もし外出先や学校等で勉強するなら紙の本をおすすめします。)

正直いったところ

私は昔から情報系をしていたので勉強なしでも難しくは感じなかったのですが、やはり専門用語が多いことから、「ノー勉でも通る」ってほど簡単ではないと思います。

少なくとも甘く見ていたら落ちます。まず過去問を解いてみましょう。それである程度解けるようなら問題ないですが、5割からの壁が高いため、5割以下なら悪いこと言わないので、参考書を使いましょう。

ちなみに、ITパスポートを合格すれば、その次の基本情報は楽です。ITパスポートさえ乗り切ればこっちのもの!そのためにも知識はしっかり固めるようにしましょう。