LINEで口座確認や取引に思うこと

過去のブログのアーカイブ
この記事は前身のブログのアーカイブを引き継いだものです. 画像が正しく表示できないなど,コンテンツの表示に問題がある恐れがあります.

朝の通学時に電車の中でみた記事なのですが、どうやらNTTで銀行口座の確認や取引ができるらしく、それについて突っ込みどころが多かったので1つずつ突っ込んでいこうと思います。
NTTももうよくわからんね

line-bankaccount-check
 
このサービスについて現時点で発表された内容な以下の通り

LINE(東京・渋谷、森川亮社長)はNTTデータと組み、2015年春をめどに無料通話・チャットアプリ「LINE」の画面で金融機関の口座残高を照会できるようにする。
入金や出金の情報も通知する。情報セキュリティーの動向も慎重に見定めながらニーズの分析を重ね、将来は振り込みや株の購入といった金融取引を提供することも視野に入れる。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO77985780U4A001C1TJC000/

セキュリティの問題

まず一つ目のツッコミがセキュリティ上の問題です。
そもそも銀行口座と連携するサービスは過去にいくつかあり、「残高照会をする」という仕組みはそこまで珍しいものでもなくなってきています。
しかし最近になってようやく二段階認証が取り入れられたLINE、使っている人も考えずに行動する人らが多いように思います(そうでない人ごめんなさい)。
このようなサービスに銀行口座を取り扱わせていいものなんでしょうか
これは私の元友人であったことなのですが、LINEのお子様世界ではフィッシング詐欺がかなり大流行だそうで、それを狙った詐欺もかなり多数あります。
明らかに不審なサイトでもIDやパスワードをほいほい入力しちゃう人が多いんでしょうね、この詐欺かなり蔓延しているみたいです。
まだサービスが開始されていないのでどのようなものになるのかわからないですが、口座残高を簡単に確認できる状態になるとその人の職業や大雑把な資産が簡単に分かるようになります。これで詐欺が更に捗ることになりますね
そもそもなんで口座残高をLINEでするんでしょうか。わけがわからないです。
それより銀行が用意しているネットバンキングの方がはるかに高性能だし安全だと思うのですが

取引すらも可能

さすがにこれは銀行側のパスワードが必要だと思うのですが、それでもフィッシング詐欺に引っかかるような人は入力するでしょうね
なんとこのサービス、残高確認のほかにも振り込みや株の購入にまで対応しているそうです。
つまりはLINEで振り込みなら数十万ぐらい動かせるようになるわけじゃないですか。株なんて普通の一般人の取引でも100万円台が普通ですから、被害が余計に広がりそうです。
そもそも株の購入が可能な理由がわかりません。株をしたことがない人がこのサービス考えたのでしょうか
数百万の取引をLINEでするということは入ってくる情報がそこまで多くないじゃないですか。そんなんで数百万円を動かせる人の神経がわかりません。
このぐらいの情報が画面に出てくれるなら私でも納得しますよ。そんなのNTTにできるんでしょうか
ntt-stock-info

私の考え

百歩譲って口座の残高の確認ができるのはともかく、振り込みと株の購入はまずいと思います。
そんなことよりも携帯代の請求が来てるとか、カードの使用料を教えてくれるとかのサービスの方がまだ安全で便利だと思うんですけどね
さすがにこのNTTの考え、私にはわかりませんわ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です