iPad Proと言ったらもはやパソコンといってもいいサイズ。実際にパソコン として使うことができるのか検証してみました。
iPad Pro自体のレビューについてはこちらをどうぞ。
アプリの問題で通常はパソコンとして代用することはできない
そもそもパソコンとは使えるアプリケーションが根本的に違う。何をするかによってはっきり「代用できる」と言えるか大きく変わる。
まずプログラミングをすることを前提に考えているなら代用はできない。(遠隔操作ソフトを使うならまた別の話だが。この部分は後述する)
逆にプログラミングとかはしない。クリエイター向けのソフトウェアを使いたいなら、iOS側にそのアプリがあるかどうかを調べる必要がある。ただ大半はパソコンほど高機能な作業をすることはできない。
クリエイター向けでもなく、ただブラウザでネットサーフィンがしたいとかなら、iPad Proほど大きなタブレットを持つ必要はないと思う。重くて逆にやりづらいがオチ。普通のiPadかiPad miniがちょうどいいのではないかと思う。
また、ただ単にスマホ(またはタブレット)のゲームをしたいというなら逆にパソコンではできあにので、代用する以前の問題になる。
遠隔操作ソフトを使う場合
遠隔操作ソフトを使い、「実質パソコンとして使えるのではないか!」という人もいると思う。実際に私がそうだったんですが。
この部分については環境に大きく左右されると思います。
まず私の環境なんですが、MacのパソコンはiMac 5K(最下位モデル)、Windows機は訳あって今はSurface 2nd(最上位モデル)しかない。もともとC#プログラミングがしたかったということもあり、MacならXamarin、WindowsならVisual Studioを使うことになる。
まず遠隔操作ソフトとしては、MacはChromeリモートデスクトップ、Windowsは標準のRDPを使うことにした。Mac側でもっといい遠隔操作ソフトがあるなら教えてください。検証します。
あと家の回線は100Mの回線。実測は100MBps以上出ているのでこれ以上必要なく、ping値も10ms以下なのでそんな悪い回線でもないと思う。外での回線はフリーのWi-Fiを使う。(家との通信はVPNを使う)
Windowsの場合
これで使ってみた感想は、Windowsはほぼ問題なく使えた。そもそもWindows標準搭載のRDPって高速だしオーディオも転送されるからほぼPCとしても問題ないレベルなんですよね。
レスポンスは遅延があるなとは思うレベルだがストレスになるレベルではない。ただ回線次第ではパケ詰まりするので安定してはないかなという感じ。
あと思った感想は、これでプログラミングは長時間したくはないレベル(3時間が限界)。やっぱり家の環境が最高なために少しでも劣化した環境だと気になってしまう。
ちょこちょこ修正いれたり、思いついたプログラムを書くにはちょうどいいんじゃないかと思う。
持ち前のwI-Fiルーターとか使えばもっと快適に使えるのではないかと思うので、これは後日検証することにする。
Macの場合(Chrome リモートデスクトップ)
こっちの方は遅延がひどくてろくに使えない。というかiOS側のアプリのバグなのか、キーボードが繁盛に効かなくなる
これでプログラミングは正直やりたくないかなってレベルでした。
そもそもMac側にも標準のリモートデスクトップがあるとか聞いたんですが正直よくわかってなくて…後日また検証することにします。
けどこれはMacの問題というよりcHromeリモートデスクトップの問題ですよね。
まとめ
ネット環境さえ良くなればもっと遅延も減るだろうし、マシン側スペックが良くなればリモートデスクトップの動きもよくなるだろうし。
ただこれにまた数十万つぎ込むのはどうかなと複雑な気分。
まあ結論から言えば環境次第では問題ないでした。
そもそもそのような使い方を前提にしていないからだとか。まあ当たり前な回答ですよね。
ぱっと見Windows機…よくみたらiPad Proなんて状況ができちゃいました。