初めてのWindows Phone、Lumia 535を買ってきた

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私の初めてのWindows PhoneとなるLumia53を購入してきました。
値段は12.000円とスマートフォンとしてはものすごい安い値段です。ただ本体自体が途上発展国向けらしく、中国やロシアを中心に展開しているようです。
今回は開封レビューと使ってみての感想です。

開封レビュー

箱から取り出す

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箱はこのようようなもので、AndroidのHTC Butterflyと同じ横開きです。にしてもスマートフォンの箱の割にはちょっと大きめ。
横にスライドすると早速端末が顔をのぞかせました。
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本体はプラスチック製の袋に入ってきました。実にちゃっちい…
iPhoneとかの透明フィルムとかじゃなくてそのまんまプラスチックの袋ですからね。まあ値段相応な気もしますが。

中身

中身を取り出してみたらこのような感じです。箱の大きさの割に中居は少ないように思います。
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左上から順に、イヤホン・充電器・電池パック・説明書・本体です。
必要最低限って感じですね。説明書は中国語と英語のみだそうです。輸入先が上海ってのが理由かもしれませんが。
また、充電器や電池パックにはMicrosoftのロゴ入り。いい感じに思います。
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SIM・SDカード、電池パックを入れる

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本体の裏側にSIM・SD・電池パックを入れるところがあります。SIMカー0°は2枚同時に入れることができるのでキャリアSIMとMVNO SIMを同時に使うなんてこともできますね。
SDカードも入れることができるので本体メモリが8GBしかないデメリットをカバーすることもできます。

イヤホン

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イヤホンが梱包されているので音楽を入れてすぐに外で聞くことができます。が、ものすごい見た目がちゃっちい上にマイクの部分がやけにでかい。
正直これなら1,000円ぐらいの安いイヤホンを買ってきたほうがまだましってレベルです。
さよならばいばい。使う勇気がなかったよ。

電源を入れる

どうしても修正できなかったので画像が横向きです。

電源を入れるとさっそくMicrosoftのロゴ、そしてすぐに言語を選択する画面が出てきました。
一番下のところに日本語もあるためん、日本語で普通に使うこともできます。ただやはり、途上発展国向けなのか翻訳が不完全だったり少し不自然なところがあるようにも思います。
特に面白いところもなかったので電源をつけたあとのレポートはこれで終了です。

使ってみた感想

さて、使ってきた感想をいう前に一つだけ言うことがあります。
これは「途上発展国向け端末」であり、値段が安く性能もそこそこと言ったものです。なので性能面のことも言いますが、だからといってAndroidやiPhoneが優秀と言ったことをいっているわけではありません。
あくまで値段相応で参考にしてください。
なお値段が4万円近くするハイエンドのWindows Phone、Lumia 1520等もあります。それでもiPhoneの半額以下です。
値段が高ければ高性能なのは当然ですので。

内部ストレージ

内部ストレージが8GBしかないこともあり、最初からかなり圧迫されています。OSや初期インストールアプリで5GB近くあるせいか、残りは3GB切っていますね。
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ただこれはSDカードが対応しているので、このデメリットはすぐにカバーできますね。
私はあくまで開発のためにかったのでSDカードは用意していませんが。

電池の持ち

これは恐ろしいほどいいです。使っていて早速、(私にとっての)テザリング機に決定しました。
充電の速さはいつの間にこんなに充電できたの。ってぐらい。(電池の容量が2,000mAh切ってますので…)
電池の減りの遅さは、10分ぐらい使っていて1%1も減ってないことがあるぐらいです。たださすがに1時間ぐらい使っていたら2,3%ぐらい減っていましたが。
なおTwitterクライアント等の通信しっぱなしアプリを入れてると流石に電池はどんどん減っていきます。1時間で6%ぐらいかな。
ともかく電池の持ちが恐ろしいほどいいです。時々使ったぐらいだった3日ぐらいは持つんじゃないでしょうか。
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Internet Explorer

噂の通り、Windows Storeのアプリの数はものすごい少ないです。あのGoogleですらも検索アプリしか出していません。
ブラウザも幾つかあったのですがまあ。自然に選択肢はInternet Explorerになりそうな感じです。
そのInternet Explorerなのですがやはり表示がなんかおかしい。私のサイトのIE非対応ページだと表示はこのようになります。
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謎の左より。せめて隙間の部分ぐらい詰めてくれてもいい気がするのに。
せめてWebKit系のブラウザがあってくれたらいいんですけどね。もしかしたら探したらあるかもしれないですが。
どちらにしてもWindows Phoneでブラウザはあんまり現実的ではないかもしれません。

UI

正直いって、AndroidやiPhoneと比べればインターフェースの適当さが感じ取れます。
もう少し綺麗な感じにしてくれてもいい気がするんですけどね。ほんと文字だけという感じ。
ただホーム画面のライブタイルはいいですね。ウィジェットに似てるけどウィジェットと違って場所を大きくとらない感じ。
アイコンもシンプルですが逆にそれがいいのかも。
ただSkypeロゴとか透過してくれても良かったのに、ってちょっとだけがっかり。

まとめ

使ってみて思ったのが操作のしづらさ。あと色んな所で「少しがっかり」というのが伺えます。
やはりシェア率が低いだけの理由はあるのかなと。
ただ性能が低くてもある程度しっかり動作するところや、(電池容量が少なくても)電池の持ちがいいこと。
あとはシンプルな機能で簡単なことがしたいといったことなら一番のOSかもしれませんね。
私事ですが、Windowsでの開発のしやすさもあるので、そのような利点もあるような気がします。
とりあえず、私の中のWindows Phoneの立ち位置は簡単な通知のチェックとテザリングですね。