RDPはグラフィックボードの性能に依存する!


最近はiPad Proを購入してからリモートデスクトップでパソコンがわりに使っています。なんですが、最初はゲームをしないんだしグラボいらないでしょってことで安価なGeForce 210を差していたのですが、さすがにゲームをしようと新しいグラフィックボードを買ったらまるで動作が違う!

そのことに関するレポートです。

そもそもリモートデスクトップの動作について理解しよう

さて、リモートデスクトップをして外でパソコンがわりとして使おうとしている方はもうある程度詳しい人だと前提で話しします。

リモートデスクトップは画面に映ったものをそのままネットワークを通じて別のデバイスへ転送するというものです。ここで重要なのがRDP(Windows標準のリモートデスクトップ)はそもそも動作が特殊というところです。

普通のリモートデスクトップソフトはただ画面を転送しているだけですが、RDPの場合はリモートセッションとして動作させています。

そのため、普通のリモートデスクトップよりも圧倒的に効率がよく、パソコン同士ならファイルのやり取りもスムーズに行えます。

ですが、画面の転送部分は単純に、画面をキャプチャし、それをエンコードしてからネットワークを通し標準時間のさせているのです。言ってしまえば、エンコードの能力が高いグラフィックボードの方が圧倒的に有利に動作します。

意外と能力が必要

エンコードと聞くと重い作業という認識の方も多いと思います。はい、事実です。

実際に私が試した環境なのですが、ネットワークの帯域が解像度が1366*1024(iPad Proの画面にぴったりなアス比で最低限の画質)なら最低で300Kbpsほど3Dのゲームを(ローカル環境で)やった場合、最高で30Mbpsまで上がりました。

秒速4MB近くのエンコードをずっとやることになるんです。そりゃ安いグラボはきついですわ。あともっというと、エンコードサポートのあるグラボならグラフィックの使用率はほとんど上がりませんでした。ただこの技術が搭載されているかされていないかで天と地の差だと思います。

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画面に600*400ぐらいの大きさで動画を再生していると11Mbpsほど

 

この時点でのグラボ(GPU)使用率は5%もないぐらい。ファンを回さなくても40度いかないぐらいの負荷でした(GeForce 1070)。ローカル環境なら50Mbpsぐらいでるので、全画面で動画見ない限りパケ詰まりとかはなかったです。思った以上に快適に動作した。

また、エロゲなのでスクリーンキャプチャは貼れませんでしたが、カスタムメイド3D2を全画面でやってみた感じグラボ使用率は40%ほどで帯域を30Mbpsぐらい使っていました。たまに画面が止まりますが遅延を気にしないゲームなら普通にプレイできるレベルかも。

帯域もかなり大事

そもそもリモート経由で画面が激しく切り替わるようなことをすること自体あまり普通じゃない気もしますが、回線はせめて40Mbpsぐらいないと完全に快適に動作させるのはきついと思います。

例えば外でネットワークが使える環境だとマクドナルドとかスターバックスだと思います。もちろんいろんなお店がありますが。

そこで計測してみた感じ、McDonaldは500Kbpsほど。(キャプチャはありません。

Starbucksは35Mbpsぐらい出てる感じでした。

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これが安定して出るのかはわかりませんが、まあある程度のことは使えるんじゃないでしょうか。

私の用途は主にプログラミングですが、今のところストレスがたまるような動作だったことはありません。やっぱりiPad Proをパソコンがわりに出来るかと言われればできますね。もちろんパソコンをつかってリモートならなお快適でしょう。

ちなみにクソグラボだと…

キャプチャはないです。前のグラボももうタンスの中です。GeForce210だと1Mbpsが最大でエンコードしてた感じでしょうか。まあCUDAコアが16個なのと(GeForce 1070の)2160個じゃ月とスッポンですよね。それでもこんなに低速エンコードとは思わなかった…

それでもGeForce210の時でもストレスなしで使えてたので3Dとか動かしてそれを外で扱わなければ全然問題ないのではないでしょうか。

まとめ

リモート環境で使うの前提ならグラフィックボードもいいのを使おう!テキストエディタ(プログラミングとか)なら低性能のグラボでも問題はないです。

ただ3D関係のことをするなら当たり前ですがいいグラボを使った方がベターです。3D処理の他にもリモートの処理にもグラボを使います。使用率はかなり低いですが、低性能グラボはそもそもエンコードに向いていないので、下手な妥協は禁物です。