ついに銀行で振込ができる時間が長くなるようです。昔は手作業で若干仕方ないところもあったと思うのですが、コンピュータ化でほぼ全自動でできるため、午後3時のような早い時間帯など関係ない状況になっていってます。
決済時間の変化
日本の銀行の振込の仕組みは全銀システムというシステムにより確立されているもので、コンピュータにより自動化されています。
なので時間帯など関係のない状況に、それにより銀行によって対応される時間が異なってくるということになるかもしれません。
現在即時決済できる時間帯は平日の午前8時半から午後3時まで、それが午後3時以降も対応されたり、土日も対応されたりと時間帯が幅広くなると思います。
ただやはりこのことはみんな便利!というわけにはいかないようで
銀行の費用の増加
そもそも振込にかかわらず、土日や日中外の預け入れ・引き出しに手数料がかかる理由はご存知でしょうか。これは銀行側のATMの管理が延長されることで担当員を増やす必要が出てき、そのため人件費がかかってくるというものです。
もちろんATMをただ利用するだけではなく、振込の時間を延長するということは、これを対応するための担当員を増やす必要が出てくるということ。ということを考えると日中以外の振込は手数料が増えるということが出てきそうです。
全銀システムは既に見直しを議論
振込システムの中核である全銀システムは既にシステム飲み直しを議論しており、すべての金融機関で時間帯を増やすべきか、それとも個別に分けるかなど、考えているそうです。
大手銀行ならともかく、地方銀行が土日まで対応となるとやはり難しいもの出てくるのでしょうか、対応に時間が掛かりそうですね。
リンク
銀行業界が現金の振り込み時間を延長へ 午後4時まで1時間増が有力
http://www.sankei.com/economy/news/141010/ecn1410100017-n1.html